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2024.01.13内装解体の基礎知識

現状復帰と原状回復の違いとは②【愛知・岐阜・三重・静岡の内装解体工事の基礎知識】

現状復帰と原状回復の違いとは②【愛知・岐阜・三重・静岡の内装解体工事の基礎知識】

 

愛知県名古屋市東区のみなさま、こんにちは!

愛知・岐阜・三重・静岡など東海地方を中心に、内装解体・原状回復工事を手がけるコワースです!

「原状回復」と「現状復帰」賃貸物件を退去する際によく耳にする言葉ではないでしょうか。

現状復帰も原状回復も元に戻すという同じ意味に思えますが、実はこの二つは大きな違いがあるのです。

ここでは現状復帰と原状回復の違いを紹介いたします。

一般的に原状回復の費用は敷金で賄う

原状回復工事を行う際の費用は、基本的に入居の時に支払った敷金で賄います。

この場合は、借主に差額を返還されます。しかし、敷金がゼロの物件や、損耗の修繕費用が敷金だけでは足りないようなケースでは追加の費用を支払わなければなりません。

原状回復の費用の相場

原状回復の工事の費用相場は、水回りですと水垢、カビが5,000円~2万円、油汚れが1万5,000円~3万円程です。

それ以外の場所では、必要な面積によって異なります。例をあげると天井などに付いたタバコの煙による汚れなどでは、1㎡当たり800円~1,500円程だとされてます。

費用負担の割合の計算の仕方

借主が負担する原状回復の費用は退去する時の残存価値で異なります。つまり床や壁紙、設備の入居した時から退去する時までに経年劣化した分を引いて残りの価値で異なってきます。

それは下のような計算式で求められます。

原状回復費用=費用原状回復の総額×残存価値割合

※残存価値割合=1-居住年数÷原状回復が必要な箇所の耐用年数

原状回復が必要な箇所の耐用年数とは、壁紙や流し台など、後から交換可能なものならば法律で所定の年数が定められてます。

柱やフローリングなど、建物に固定されている物は建物自体の耐用年数と同様になります。

またふすま紙や畳表などは消耗品とみなされ、全部、交換するものとして計算いたします。

 

まとめ

今回は、【現状復帰と原状回復の違い②】についてをご説明いたしました。

解体工事に関してご相談・お見積もりは、是非一度、コワース東海にご相談ください。