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2024.01.12内装解体の基礎知識
現状復帰と原状回復の違いとは①【愛知・岐阜・三重・静岡の内装解体工事の基礎知識】
現状復帰と原状回復の違いとは①【愛知・岐阜・三重・静岡の内装解体工事の基礎知識】
愛知県名古屋市のみなさま、こんにちは!
愛知・岐阜・三重・静岡など東海地方を中心に、内装解体・原状回復工事を手がけるコワースです!
内装解体工事において
「原状回復」と「現状復帰」賃貸物件の退去をする際によく耳にする言葉なのではないでしょうか。
現状復帰も原状回復、ふたつとも「元に戻す」という同じ意味のように思えますが、実はこの二つには大きな違いがあるのです。
ここでは「現状復帰」と「原状回復」の違いについて紹介いたします。
「現状復帰」と「原状回復」の違いや意味とは
「原状回復」と「現状復帰」このふたつは一見すると似たような言葉のように思えます。「現状復帰」と「原状回復」の違いとは何なのかを見ていきましょう。
「現状復帰」とは現在の状態に戻すことで、「原状回復」は借りた時の状態に戻すことなのです。
通常、オフィスや賃貸住宅等の退去をする際には当初、借りた時の状態に戻して返却するという意味で使われています。したがって原状回復となります。
現状復帰という言葉が使われるのは、 地震等の災害で建物や住宅の設備に損傷を受けてしまった後で、被災する前の状態に内外装を戻すというケースの時です。
被災した賃貸物件を引き続き居住や利用する場合は、今後の借主の利便性や居住環境の維持費用として、現状復帰が必要でしょう。
「原状復帰」と「原状回復」の違いとは
「現状復帰」と似ている言葉に「原状復帰」があります。「原状回復」との違いを説明していきます。
実は「原状回復」も「原状復帰」も意味としては同じですが、使用される場面が異なるのです。
「原状復帰」は建設用語で、建設業者の間で使用されることが多い言葉です。一方で、「原状回復」は賃貸契約沿って、借りた時の状態に戻すという意味の法律用語となります。
まれに「現状回復」という言葉を見かけることがありますが、これは誤りです。
被災した場合であれば「現状復帰」ですが、そうでなければ「原状回復」の意味かどうかを確認する必要はあるでしょう。
「原状回復」費用を借主が負担するケース
水垢やカビ、油等の清掃を怠った事が原因による汚れや破損等は、その原因が借主の故意、また過失によるといったような場合は「原状回復」費用の負担を借主がします。
また、災害を受けた建物や部屋を被災する前の状態に戻す「現状復帰」においては、借主が今後も入居し続ける為の修理となるので、敷金とは別途、工事の費用を支払うこととなります。
「原状回復」費用を借主が負担しなくてもよいケース
逆に、「原状回復」の費用を借主が負担しなくてもよいケースは、住んでいるうちに自然に発生してしまった汚れや傷の補修のための費用でしょう。
通常は、こうした汚れや傷のことを「損耗」呼びまます。
よくある例として、床の場合ですとフローリングのワックスのはがれや家具等を置いた場所のへこみ、壁の場合では画鋲の穴等です。
壁紙や畳の日焼け等も借主負担の対象にはならないでしょう。
まとめ
今回は、【現状復帰と原状回復の違い①】についてをご説明いたしました。
解体工事に関してご相談・お見積もりは、是非一度、コワース東海にご相談ください。