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2025.04.26内装解体の基礎知識
アスベストの特徴と危険性【愛知・岐阜・三重・静岡の内装解体工事の基礎知識】
アスベストの特徴と危険性【愛知・岐阜・三重・静岡の内装解体工事の基礎知識】
愛知県名古屋市のみなさま、こんにちは!
愛知・岐阜・三重・静岡など東海地方を中心に、内装解体・原状回復工事を手がけるコワースです!
アスベスト(石綿)
過去には建造物を建築する際などに保温材や防音材、断熱材などの建材としてアスベスト(石綿)が使われていました。
アスベストは奇跡の鉱物と言われていた時代があるくらい扱いやすく安価だったため多く使用されてきました。
しかし、アスベストが人体に健康被害を起こす可能性があるということがわかり現在では使用が禁止されています。
現在は使用禁止となっているアスベストですが、過去に建てられた建物にはアスベストが含有しているケースがあります。
建物にアスベストが含有されている場合、その建物を解体する際には「アスベスト除去工事」が必要となります。
ここでは、アスベスト(石綿)について詳しく見ていきたいと思います。
アスベスト(石綿)の特徴
アスベスト(石綿)とは天然鉱物の総称です。
アスベストの特徴としては繊維状に変形していることです。アスベストは、石綿(いしわた・せきめん)とも呼ばれています。
アスベストは1955年から1975年代の高度成長期に多くの日本の建物に使用されてきました。
優れた性質を持っているアスベストは、防音性や耐熱性や耐久性などに特化しています。
優れた性質を持っているうえ安いため、建材として多く使用されてきたのです。
この数々の性質と安価なことから、過去にはアスベストは《奇跡の鉱物》と呼ばれていた時代もあるのです。
なぜアスベストは使用禁止になったのか
優れた性質をもったアスベスト(石綿)安価で扱いやすいこともあり、多くの建物に使用されてきました。
では、そんなアスベストは何故、使用禁止となったのでしょうか。
しれは、アスベストが人に甚大な健康被害をもたらすことがわかったからです。
法律でアスベストの使用禁止とされたのは平成18年のことです。
その後、アスベストが含有した建物の解体の際には、専門解体業者による適正な除去作業や処理を行うことが必要となりました。
アスベストの危険性
アスベストは飛散したとしても肉眼で見えないくらいに細かいのが特徴です。
そのため、空気中にアスベストが飛散してしまうと知らない内に体内に入ってしまうのです。
気付かないうちに吸い込み続けてしまったアスベストは、なくなることはなく肺に刺さるように存在します。
長期間アスベストを吸い込み続けると、呼吸困難の症状がでたり、最悪の場合は肺がんや中皮腫を患ってしまうという可能性もあります。
そして、こちらもアスベストの特徴なのですが吸い込んだからといって、すぐに症状がでるケースは少なく、15~40年程で症状が出るというケースがほとんどなのです。
まとめ
今回は、【アスベストの特徴と危険性】についてをご説明いたしました。
解体工事に関してご相談・お見積もりは、是非一度、コワース東海にご相談ください。