BLOGブログ

2024.04.15内装解体の基礎知識

2023年のアスベスト法改正①【愛知・岐阜・三重・静岡の内装解体工事の基礎知識】

2023年のアスベスト法改正①【愛知・岐阜・三重・静岡の内装解体工事の基礎知識】

愛知県知多郡南知多町のみなさま、こんにちは!

愛知・岐阜・三重・静岡など東海地方を中心に、内装解体・原状回復工事を手がけるコワースです!

 

アスベスト(石綿)とは?

アスベストという言葉を聞いたことがあるという方は多いのではないでしょうか。
しかし、アスベストがどのような物質なのか、人体にどのように悪影響なのかを詳しく知る機会はあまりないかもしれません。
ここではアスベストとはどのような物質なのか、その特徴や人への健康被害について紹介いたします。

アスベスト(石綿)の特徴は?

アスベストとは繊維状の天然の鉱物のことをいいます。石綿(いしわた、せきめん)とも呼ばれていて、カナダや南アフリカ、日本国内では北海道で自然発生が確認されています。
アスベストは耐熱性、耐薬品性、絶縁性、耐蝕、耐久性、耐摩耗性などに優れていて、加工しやすく、その利便性から多くの建築工事で使用されていました。

アスベスト(石綿)による健康被害は?

その様々な特徴で、かつては《奇跡の鉱物》とも呼ばれ、重宝されていたアスベストなのです。
しかし、長期間に大量に吸入してしまうと、肺がんや悪性中皮腫、じん肺などを発症する原因となってしまうことが明らかになりました。
アスベストの潜伏期間は長く10年以上だと言われており、病気の発症の原因がアスベストであると発覚するまでに時間がかかってしまったということも問題になりました。

アスベスト(石綿)のレベルの違いとは?

アスベストは1~3のレベルが設定されていて、レベル1が最も危険となります。
アスベストのレベルは、粉塵の発生率を表す《発じん性》によって分けられていて、レベル1が著しく高い、レベル2が高い、レベル3が比較的低いという風に設定がされています。

レベル1は、解体工事の時にアスベストが飛散する可能性が高いために大変危険です。そのため、届け出をきちんと行なった上で、専用のマスクや保護服を着用し撤去作業を行なう必要があります。
レベル2の場合では、レベル1よりも簡易的な飛散対策となり、レベル3では厳重な対策等は不要だとされています。
しかし、レベルに関わらず、近隣の住民や周囲への注意喚起や行政への届け出は必要となります。

まとめ

今回は、【2023年のアスベスト法改正①】についてをご説明いたしました。

解体工事に関してご相談・お見積もりは、是非一度、コワース東海にご相談ください。